PHPの変数について(代入、演算、命名規則)

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php variable

PHPの変数は$nameのように、(ドル)マークの後に任意の名前を付けます。

ただし、PHPの変数には一定の命名規則があります。

(英数字、日本語、アンダースコアのみ)

変数を使うメリットは、例えば長ったらしいコードを何回も使い回す場合、変数に格納した方がコーディングが楽になるでしょう。

ユーザーの入力値を格納したり、変数同士の計算など様々な使い方ができます。

 

変数に代入する

変数に値を格納することを「代入」といいますが、=(イコール)を使って以下のようにします。

$変数 = 保存する値

サンプル

以下のように表示されます。
田中かなた

変数の上書き

同じ変数名に別の値を代入すると、古い値は新しい値に上書きされます。

サンプル

以下のように表示されます。
小川わがお

変数の演算

変数同士の演算

数値が格納された変数は演算(計算)も可能です。

サンプル

以下のように表示されます。
40

変数と数値の計算

サンプル

以下のように表示されます。
14

変数のインクリメント

数値に+1するとき++(インクリメント)を使いますが、変数にインクリメントすることもできます。

サンプル

11

10に1がインクリメントされ、11と表示されます。

変数の命名規則(ルール)

PHPの変数は何でも好き勝手名付けられるものではありません。

使える文字

  • 英数字
  • 日本語文字
  • _(アンダースコア)

※日本語文字は一般的には使いません。

ルール

  • 先頭に必ず$(ドル)マークを付ける
  • 先頭に数字は使えない
  • スペースを含めてはいけない
  • 大文字と小文字は区別される

良い例

  • $name →○
  • $tel_01 →○
  • $テスト →○

悪い例

  • $tel num →×(スペースが入っている)
  • $01num →×(数字が先頭)

命名規則を決める

上記のルールを守れば変数には好きな名前を付けることができます。

ただ、以下のように規則性がなかったり、意味が分からない命名をすると、メンテナンス性が悪く、可読性に優れないため、命名には規則性を持たせましょう。

悪い命名例

  • $t_01 →意味が分からない。
  • $telNum、$zip_code →命名パターンが一貫していない。

良い命名例

  • $tel_01
  • $telNum、$zipCode あるいは $tel_num、$zip_code

 最後に

変数に思うように値が代入されない場合は、変数の命名ルール、変数の上書きあたりを見直してみましょう。

意外と単純なミスで格納されていないことは多いですよ。

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